夕方の地震 避難

いつ何時も6時半には朝ご飯の私達
元日は毎年、義父母と一緒に8時に朝ご飯だ


午前、年賀状が配達されてきた
私は来た人にしか出さない
なので
もらってから年賀状を買い
それから印刷し書く
パソコン仕事が苦手な私は時間がかかる
そんなこんなで昼が遅くなった
午後、年賀状を最寄りのコンビニに買いに行き
夫に印刷を頼んだら
へんてこな色になって四苦八苦
印刷はお任せしてる間
私はおせち準備
なますかぼちゃの和え物、栗きんとんを作った
ほぼ完成しつつのタイミングで
地震のアラーム


そこからがひどかった
人生史上、一番の揺れを経験した
キッチンには立っていられず
ダイニングテーブル付近に移動
揺れは大きくなりテーブルの下にかがんだ
津波注意とTVで言っている
運悪く、夫は地震の起こる10分くらい前に走りに出ていた
行き先は聞いていないが
海沿いを走っていることが多い


揺れが収まってから
落下したもの、倒れたものを確認する
二階の棚から階段下に落下して割れたお盆
お茶の福袋のおまけで付いてきた蓋椀も割れてしまった
部屋の全身ミラー倒れる
ガラスのツリー落下
フォトフレーム落下
クローゼットのシェルフ、ずれる
三段の衣装ケースもずれる
洗面所の引き出しが開く
押し入れの中の小さな本棚が倒れる
二階の被害状況はこんなところ


外は
蔵が一部倒壊
灯籠三基、崩壊
他にもあるのかもしれないけれど
もう暗く、よく把握できない


義父が怖がり
逃げる、逃げる、津波が来ると外でうろうろとしていた
私は連れ合いを置いて避難するのもどうかと思ったので残ることにしたが
夫が帰って来てから
4人で一緒に高台を目指し、避難することになった
途中から渋滞だったが
地元民なので抜け道を縫って
駅に到着
一時間半ほど、そこで過ごし帰ってきた
隣の家族も同じ場所に避難していた
定められた避難場所ではないが
トイレもあり
駐車場もあり
あまり混雑しそうもない所
同じ場所が思いついたみたい


2024年はこんな始まりだった

古い蔵なので
外側は覆ってある
もろくなっていた土壁が壊れ入り口の引き戸を直撃
地震直後、しばらく土埃が舞った

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